上顎の前歯にかなり大きな虫歯があります。
ほとんどのケースでは神経まで蝕まれていますが、菌に感染している部分を注意深く除去する無痛修復法により、神経を温存して修復することが出来ます。

処置中は必要に応じてラバーダム防湿法を行っています。
ラバーシートで唾液やバクテリアから歯を隔離し、処置中の感染を防ぐことが出来ます。

修復の完了までを1回の治療で行い、最後に研磨を行います。
コンポジットレジン修復は、1回の来院で審美的修復が可能な修復法です。

左上の第一小臼歯（犬歯の外側の歯）の銀歯の二次虫歯です。金属修復物と歯の境目に出来ています。

ラバーダム防湿後、金属部分を除去し、虫歯部分を完全に除去します。

本来であれば広範囲に及んだ虫歯の場合は金属修復が選択されますが、当医院では、 積極的にコンポジットレジン補修を施術致します。
修復まで、１回の来院で行います。

前歯の隣の歯が欠損しています。 従来のやり方では両隣の歯を削って型を取り、1週間後に補てつ物（修復物、つめもの）を接着しますが、まったく虫歯のない健康な歯を、ブリッジの為に削るという大きなデメリットがあります。

そこでモールド（型）を作成し、コンポジットレジンで直接口腔内で欠損部分の歯を即日で作成します。

コンポジットレジンの接着性を利用することで、健康な歯をまったく削ること無く欠損部位の歯を補うことが出来ます。
ここまでの施術を、1〜２回の来院で行っております。